ヨネックスカントリークラブ 種橋 未琴【大会の見どころ】

2024.5.24
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種橋 未琴

■コースの特徴
ヨネックスカントリークラブは川田太三氏の設計、倉本昌弘プロ監修により1996年7月に開場し今年8月で29年目を迎えます。佐渡島の対面、長岡市寺泊の丘陵地に18ホールが展開しています。インコースの13番ホール、14番ホールからは寺泊の街を一望できる他、日本海の眺望にも優れ遠くには佐渡や、日本海に沈む夕日を望むこともできる風光に恵まれた地に立地し、各ホールはセパレートされており、18ホール全て特徴を持ったコースになっています。開場の翌年1997年には男子ツアー「ヨネックスオープン広島ゴルフトーナメント」を開催した他、1999年からは女子ツアー「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」を開催しているゴルフ場です。

■大会の見どころ
コースは一見すると距離が短いため、飛ばし屋有利と思われるかもしれませんが、各ホールがOBでセパレートされているためにティーショットには気を遣い、コース内はアップダウンがあり、セカンドショット以降は難しいライからのショットや、打ち上げ、打ち下ろしといった距離感を求められるショットが要所で必要になり、一流のプロがどのようにしてマネジメントしてスコアメイクするのかが見どころです。最近ではツアーを台頭する若手プロや、各世代を代表するプロ、そしてベテランプロの全てのプロに優勝のチャンスがある大会だと思います。弊社所属で新潟県加茂市出身の若林舞衣子プロや、新潟市出身の高橋彩華プロはコースを熟知している上にショットメーカーでもあるために上位での活躍が期待されます。

■勝負のポイント
風とグリーンがいかに読めるかがポイントになります。当クラブは晴天時には西からの海風が常時吹いています。しかし、18ホールが全てセパレートされているために林の上空は西風が吹く一方で林の下は風が回る状況が多々生じます。天候が崩れてくれば風向きも変わりますので、更に選手を悩ますこととなります。特にインコースは海側に立地するため、風をイメージした球筋、そして正確な番手選びができるかがポイントです。17番ホールは、多くの選手が風を読み違えてグリーン奥の池に打ち込む光景が見られ、風対策が必須となります。また、この風と共に難しいのがグリーンです。各ホールグリーンが大きく、乗せる場所を間違えると難しいロングパットが残ることや、錯覚する傾斜や芝の状況で思わぬオーバー、ショートも起こり得ます。難しいライからのショットをいかにバーディチャンスに付けるかが最大の勝負のポイントとなります。

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ヨネックス(YONEX) ヨネックスカントリークラブ 長岡市